ハイブリッド クラウド時代のネットワーキングの再考

 

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Big Cloud Fabricにより、仮想プライベート クラウド (VPC) に基づく論理ネットワークが可能になり、オンプレミスのエンタープライズクラウドと複数のパブリッククラウドの両方へのネットワークの自動化と可視性を実現できます。一貫したネットワーキングの原則とガバナンスのポリシーに従うことで、情報システム部門は、ついにハイブリッド クラウドのビジョンを実現できるのです。

情報システム部門は、サイロ化されたハイブリッドクラウドへのアプローチで大きな課題に直面しています:オンプレミス環境とパブリッククラウド環境で、ネットワーキングとガバナンスプロセスのスタイルが完全に異なる場合には、情報システム部門はハイブリッドクラウドネットワークを管理する2つの異なるチームが必要となります。サイロがあり、アプリケーションの配置場所がインフラストラクチャとガバナンスの制約に依存する場合は、複雑性の増加、コスト高、サービス提供の遅延につながります。

Big Cloud Fabric™はITガバナンス内にパブリック クラウドネットワーキングを取り込み、ハイブリッドクラウドの構築する、今までに類を見ないものです。この流れは顧客主導と言えます。この傾向が継続すれば、大半の企業が今後5年以内にハイブリッド クラウドを採用するでしょう。この環境でアプリケーションがどこにあろうと、どの様に動かされようと、企業は共通のネットワークファブリックが必要となります。クラウドプロバイダーによる新たなベンダー ロックインを回避するために、Big Cloud Fabricのアプローチは、ネットワークコンフィグレーション、可視性、自動化、および運用管理を一元管理で統一します。

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BCFの中核となるのは、SDNコントローラの抽象化で作られる論理ネットワークの定義です。VPCの高い普及度とメリットを踏まえ、BCFは、オンプレミスデータセンター環境と複数のパブリッククラウド環境の両方にわたり、シームレスな環境としてVPCを活用します。VPCがガバナンスをどこでも実行できるようにすることで、このアプローチがネットワークの依存関係を排除し、それにより情報システム部門はアプリケーションの配置場所について多くの選択肢を得ることができます。

BCFの場所に関わらず、シームレスな環境を提供することで、構築から運用管理が大きく簡素化されます。これは、ネットワークの自動化、インベントリ、およびトラブルシューティングのAPIが共通しているおかげです。1つのボタンで、ネットワーク管理やクラウド管理は、ファブリック内に配備され、実行中のすべてのオブジェクトで豊富なデータを引き出せます。

BCFは、2つのフォームファクターの役割を持ちます:エンタープライズラウドとパブリッククラウド

Big Cloud Fabric–Enterprise Cloud (BCF-EC) は、SDNをベースとするオープン ネットワーキングスイッチを活用する物理スイッチングファブリックです。BCF-ECは、VPCのパブリック クラウドとの整合性を提供するだけでなく、ゼロタッチプロビジョニング、トラブルシューティング、および統合アラーティングで、データセンターのインフラストラクチャの配備、コンフィグレーション、および維持に関して多くの運用管理をサポートします。運用の統制することで、CAPEXまたはOPEXによらず、パブリッククラウドとエンタープライズクラウドの総所有コストを比較結果に大きく差がでます。

Big Cloud Fabric–Public Cloud (BCF-PC) は、Amazon Webサービス (AWS)、Microsoft Azure、およびGoogleクラウドプラットフォーム (GCP) をはじめとする複数のパブリッククラウドにバーチャルで配備します。パブリッククラウドの役割とは無関係に、BCF-PCは、VPCの完全な管理と可視性を提供します。このアプローチにより、ITチームは、ユーザーアカウント内に構成されたすべてのVPCのディスカバリ、可視性、およびコンプライアンスの確認を行う手段が得られます。またBCF-PCにより、ITチームは、BCF内から新規アプリケーション用のVPCを構成し、セキュリティポリシーを踏襲して、パブリッククラウドそのままの操作を確保することができます。BCF-PCは、新たなハブアンドスポーク方式のVPCモデルをサポートします。ここでは、トランジットVPCを中継してのVPC間通信、オンプレミスへの通信、またはインターネットに向かう通信を操作できます。

VPCは、クラウドファーストネットワークを表すシンボルとしての役割を持っています。ネットワーキングのノウハウが、VPCを構成する前提条件、すなわちアプリケーションコミュニティ内で使いやすくなったユニバーサルなネットワーク構築環境であり続ける一方で、形式主義の積み重ねや複雑性、アプリケーションの稼働の遅れを断ち切ります。Big Cloud Fabricは、パブリッククラウド内に構成されたVPCに企業ガバナンスを追加しながら、オンプレミスで同じ優位性を拡大します。その結果、顧客は両環境ので恩恵を受けます。

VPCの優位性を活用するBCF

Big Cloud FabricのオファリングはVPCの優位性を組み込み、拡大します。顧客のメリットは4つの主要原則から引き出されます。

  • 整合性のとれたネットワーク管理と運用は、ハイブリッドクラウドを選ぶ情報システム部門にとって最も重要な要件です。VPCをネットワーキングの正常ユニットとして使用すると、BCFは、エンタープライズクラウドやパブリッククラウドのいずれかのオンプレミスで配備されるアプリケーションで共通の運用ツールチェーンが可能になります。IT管理者は、コンプライアンスレポートを容易に作成できます。ネットワークチームは、よく設計されたトラブルシューティングワークフローを有します。VPCをネットワーキングの基本ユニットとして使用すると、クラウドロックインは過去のものになります。情報システム部門は統一性のある状態で統制できます。
  • VPCの自動化 BCF-ECは、VMware、Nutanix、HCI、コンテナ、およびOpenStackなど、より一般的な企業オーケストレーターと統合されます。BCF-PCは、AWS、Azure、およびGCPなど複数のパブリッククラウドと統合します。VPCの自動化により、ネットワークは目に見えなくなり、—オンプレミスであろうと、パブリッククラウドであろうと、アプリケーションの配備への障壁とならなくなりました。
  • VPCの可視性 BCF-ECとBCF-PCは双方とも、VPC内の作業負荷の属性を含む、豊富なフローレベルの可視性とインフラストラクチャの監視を提供します。
  • 複数のサイトと複数のクラウドにまたがる単一画面 ハイブリッドクラウドの道のりで中心となるのは、複数のネットワーキングファブリックを管理するニーズです。マルチクラウドディレクターとの統合は、この機能をBCF-ECとBCF-PCの複数の場合に提供します。すべてのBCFの配備が同じデータベースオブジェクトの定義を有しているため、マルチクラウドディレクターは、複雑な配備を容易に一元化し、管理します。

アプリケーションコミュニティがすでに理解している言語でネットワークを自動検出できるVPCのようなネットワークを想像してください。

アプリケーションをどこにホストするかについての意思決定時に、ネットワークの依存関係を排除するネットワークを想像してください

これがオンプレミスの物理ネットワークであろうと、物理ネットワークが抽象化されたプロバイダーのクラウド内のものであろうと、同様の方法で配備可能なネットワークを想像してください

新しいホストが追加または削除される際、および新しいVM/コンテナが追加または削除される際に、新しいスイッチ要素が追加または削除されるときはいつでも自動構成されるネットワークを想像してください

月次のコンプライアンスの点検で複数のサイトにわたるインベントリ データを引き出し、比較するネットワークを想像してください

ルーティングコンバージャンスに労力を使わずに数分でできるファブリックのアップグレードを想像してください。

ネットワークの問題を見つけるためにハコからハコへくまなく、または多種多様なツール全体から探すのではなく、1度のクリックで見つけることを想像してください。

ベンダーからの解放と自由を提供するネットワーク、すなわち、さまざまなスイッチベンダーからハードウェアを選べる場所。パブリッククラウドベンダーを選び、将来いつでも自由に切り替えることが可能な場合を想像して下さい。

あらゆる場所でのVPCのパブリッククラウドネットワーキングコンセプトの拡大は、広範なネットワークの自動化と可視性を提供します。BCFは、ハイブリッドクラウド時代のメリットとして、整合性があるポリシー、共通の運用ツールチェーン、迅速なサービス提供、および透過的なアプリケーション配備を忠実に提供します。