Big Switch、ハイブリッドクラウドを再定義する、新しい「クラウド・ファースト・ネットワーキング(CFN)製品ポートフォリオ」を発表

~業界初、オンプレミスのエンタープライズクラウド向けにAWSスタイルのネットワーキングを提供、
ハイブリッドクラウドネットワーキングの普及を加速させる3つの新製品を発表~

Big Switch Networks(本社:米国カリフォルニア州サンタクララ、日本法人:東京都千代田区、代表:田島 弘介)は、ハイブリッドIT向けの新たな製品や機能で構成される「クラウド・ファースト・ネットワーキング製品ポートフォリオ(以下、CFNポートフォリオ)」を発表しました。ハイブリッドクラウド環境におけるネットワーク設計の課題に対して、従来のアプローチではハードウェアベンダーが既存のオンプレミス製品をパブリッククラウドで使用できるよう適合させていていましたが、CFNポートフォリオは最適なパブリッククラウドネットワーキング技術をオンプレミスにもたらします。既存のクラウドからマルチクラウド管理システムにまで適応できる、業界初のオンプレミスクラウドネットワーキング機能を提供します。

まず、Big Switch Networks のオンプレミス製品であるBig Cloud Fabricエンタープライズクラウド版(BCF-EC)とBig Monitoring Fabricエンタープライズクラウド版(BMF-EC)は、次期ソフトウェアバージョンで、業界で初めてパブリッククラウド向けのネットワーキングとモニタリング機能をオンプレミスのワークロードにも適用することができるようになります。また、パブリッククラウドに対応する新たな製品として、Big Cloud Fabricパブリッククラウド版(BCF-PC)とBig Monitoring Fabricパブリッククラウド版(BMF-PC)を発表しました。さらに、ネットワーキング・モニタリングファブリックをオンプレミス/マルチクラウド、またその両方を併用する環境で、一貫したハイブリッドデザインに対応する管理システム、Multi-Cloud Directorを発表しました。

CFNポートフォリオは、Amazon Web Service(AWS/VPC)、Microsoft Azure(vNet)、Google Cloud Platform(VPC)で実装されている、パブリッククラウドネットワークの主要機能をオンプレミス版として、エンタープライズVPCとして提供します。VPCの活用は、クラウドとオンプレミスのネットワークでAs-a-Serviceのような運用を可能にします。ハイブリッドクラウドをシームレスに活用するうえで、オンプレミス/パブリッククラウド全体のネットワーキングの統合管理が課題となっていましたが、場所を問わないVPC により、CFNポートフォリオは、自動化機能、フロー分析機能を統合し、この課題を解消します。

すなわち、CNFポートフォリオにより、IT組織は、
(1)VPCインテリジェンス対応機能を活用することで、As-a-Service操作、迅速なサービス展開、フローレベルの可視性などパブリッククラウドのメリットを、エンタープライズクラウドネットワークでも利用でき、
(2)異なるアーキテクチャや、複数の運用組織・デザインを使用することなく、AWSやMicrosoft Azureなど、あらゆるパブリッククラウドを追加採用し、アプリケーションの弾力性とコストの最適化を推し進めることが可能です。

クラウドファーストのネットワーキングポートフォリオ
ハイブリッドクラウド対応のCFNポートフォリオは、ITチームにさまざまなメリットをもたらします。
(1)オンプレミスとあらゆるパブリッククラウドを対象に、VPCの一貫したAs-a-Service操作を提供します。(2)アプリケーションの配置がネットワーキングやコンプライアンスの制約を受けることがなくなり、レイテンシ、帯域幅、データの局所性、配置コストなど、アプリケーションのニーズに適応できます。
(3)オンプレミス/パブリッククラウド全体を対象に、サイロ型のITネットワーク運用を融合し、単一のハイブリッドクラウドネットワーキングチームを構成することで、一貫性のあるガバナンス、OpEx(運営費)の大幅な効率化を実現し、アプリケーション開発チームの運用の独立性を担保します。CFNポートフォリオは、ネットワーキングを意識する必要のない状態にすることで、従来型のネットワーキングの障壁を打ち破り、「シャドーIT」の必要性を排除しつつ、ITチームによるハイブリッドクラウドの採用を加速できます。
(4)ITチームはAWSもしくはMicrosoft AzureパブリッククラウドのWindows/Linuxアプリケーションや、VMware、Nutanix、Red Hat、HCI、Kubernetes/Dockerコンテナ、OpenStackのオンプレミスのエンタープライズクラウドでワークロードを展開できます。
(5)ITチームはVPCレベルのフロー分析機能によって、あらゆるクラウドのアプリケーションとネットワークトラフィックで、一貫した可視性とセキュリティを保証できます。

今回発表したCFNポートフォリオを構成する新製品と新機能の詳細は、以下の通りです。

【新機能】
VPCインテリジェンス対応のBig Cloud Fabricエンタープライズクラウド版 (BCF-EC)
● VPCインテリジェンス機能により、VPCスタイルの論理ネットワーキングを提供。これにより、パブリッククラウドのような一貫したユーザー体験をオンプレミス環境で実現
● ワークロードオーケストレーターに対応したVPC自動化機能(Nutanix、VMware、Red Hat、OpenStack、Kubernetes/Dockerコンテナ、HCI)
● パブリッククラウドへの迅速な移行に対応し、コンテナ活用を含めたクラウドネイティブアプリケーションを対象に一貫したオンプレミスネットワーキングを実現

VPCインテリジェンス対応のBig Monitoring Fabricエンタープライズクラウド版 (BMF-EC)
● BMF-ECの分析機能とサービスノードを使用した、VPCスタイルのフロー分析機能により、AWSのVPC Flow Logに触発された分析スタックを実現。ユビキタスなフローデータをオンプレミスで生成、保存、可視化
● クラウドネイティブのワークロードを含む、あらゆるワークロードのモニタリングを自動化
● 様々なネットワーク/アプリケーショントラフィックを対象としたフローレベルのモニタリング/分析機能と、またワンクリックのトラフィック記録機能の組み合わせにより、オンデマンドのキャプチャと再生に対応したNetwork Time Machineを実現

【新製品】
Multi-Cloud Director (MCD)
複数のエンタープライズクラウドやパブリッククラウドを対象に、ITチームがBMF/BCFの導入環境をスケールアウトする際には、管理、コンプライアンス、可視性のタスクを管理する単一のコンソールが必要です。データベース、GUI、検索情報の一元管理により、MCDは、BCF/BMFのあらゆる導入環境のデータを連携させます。データアクセスが複数のチームの場合、ロールベースアクセス制御(RBAC)のインターフェイスを通じてデータにアクセスできます。

Multi-Cloud Directorは、以下の要素を管理できます:
● あらゆるコントローラインスタンスセットの構成を、グローバルで設定
● コントローラ、VPC、スイッチ、エンドポイントのインベントリ
● 地理的配置の可視性
● コンプライアンスレポート
● ダッシュボードとアラートの一元管理
● BMF/BCFとの連携

Big Cloud Fabricパブリッククラウド版 (BCF-PC)
VPCは、パブリッククラウド環境でマルチテナントネットワーク展開時の標準アプローチとなっています。しかしこのアプローチでは、VPCの管理と可視性が一貫性に欠如しているため、これまで多くの企業がパブリッククラウドの採用を先延ばしにしてきました。さらに、VPCの拡散と、オンプレミス資産やVPC同士を連携させる必要性が高まり、トランジットVPCとをハブアンドスポーク接続で構成されたApp VPCからなる複雑なアーキテクチャが使用されています。

Big SwitchのBCF-PCは、あらゆるクラウドのVPCを対象に、構成、可視化/トラブルシューティング、委任管理など、包括的なガバナンスを実現できます。BCF-PCを使用することで、オンプレミスのエンタープライズクラウドとパブリッククラウドのいずれの環境でも、VPC管理の一貫したアプローチにより、同一のユーザー体験、テナントプール、コンプライアンスチェックを可能にします。

BCF-PCの提供機能:
● ディスカバリ/可視性:インベントリ、使用状況、構成データを対象に、AWSのユーザーアカウント内で構成済みのVPCを通じ、コンプライアンスチェックを実施
● VPCのコネクティビティ/レイテンシチェック:BCF-PCを通じ、ネットワークチームは、VPC内または複数のVPCを横断したレイテンシの測定や通信パスなど、AWSのアプリケーションインスタンス間のコネクティビティを確認可能
● アプリケーションとトランジットVPCの構成:ネットワークチームは、複数のテナント組織間のコミュニケーションの流れをコントロールし、VPCの管理の一部または全部の権限をアプリケーション保有者に委任可能
● セキュリティポリシー管理:App VPCのセキュリティグループの管理による水平方向のトラフィックコントロールと、トランジットVPCを流れる垂直方向のトラフィックを対象としたアクセスコントロールポリシーの配備
● 一元管理:Big SwitchのMulti-Cloud Directorとの連携による、単一コンソールのハイブリッドクラウド管理

Big Monitoring Fabricパブリッククラウド版 (BMF-PC)
多くの主流なアプリケーションをパブリッククラウドに移行させる際、ITチームには、BMF-ECなどのオンプレミスの可視化ファブリックで提供されている同様のディープパケット/フローモニタリング機能など、VPCトラフィックの高度な監視機能が必要です。現在、パブリッククラウドプロバイダーはこうした機能の提供に対応しておらず、企業にとっては課題となっています。

BMF-PCは、あらゆるパブリッククラウド環境に対応したVPCベースのネットワークパケットブローカー(NPB)の開発によりこうした問題を解決します。パケットは複製され、あらゆるワークロードやVPCから「モニタリングVPC」へと送られます。クラウドベースのツールはすべてBMF-PCに接続することで、より高度なセキュリティとアプリケーションパフォーマンスの監視が可能になりました。

BMF-PCの提供機能:
● あらゆるVPCを対象の一元管理によるパケット/フローベースのモニタリング
● セキュリティとコスト削減のため、可視性に関わるすべてのトラフィックはローカルに維持
● すべてのモニタリングツールは、専用のVPC内で一元管理とタグ付けが行われ明瞭な構成を実現
● アクセス権とモニタリングポリシーに基づき、アクセスと使用は複数のITチームでコントロール可能になり、ツールの拡散を抑制
● Big SwitchのMulti-Cloud Directorとの連携により、ハイブリッドクラウドを一元管理

米Big Switch Networksの最高経営責任者(CEO)であるダグラス・マーレー(Douglas Murray)は、次のように述べています。「Big Switchは設立当初より、クラウドの可能性を重視しています。クラウド・ファースト・ネットワーキング戦略を基に、マルチクラウドの環境で最上級のネットワーク活用ができるソリューションをお客様とともに開発してきました。現在、ハイブリッドクラウドに関して、世界中の企業が同じネットワーキングの課題に直面しています。CFNポートフォリオは、企業のネットワーキングの障壁を取り除き、よりシームレスかつ効率的なアプリケーションの展開をサポートします。」

製品の提供時期
● VPCインテリジェンス対応
● Big Monitoring Fabricエンタープライズクラウド版 (BMF-EC)のVPCインテリジェンス対応機能は、本日より一般提供を開始
● Big Cloud Fabricエンタープライズクラウド版(BCF-EC) のVPCインテリジェンス対応機能は、2018年第3四半期中にベータ版の提供開始を予定
● Big Monitoring Fabricパブリッククラウド版(BMF-PC)は、2018年第3四半期中の一般提供開始を予定
● Big Cloud Fabricパブリッククラウド版(BCF-PC)は、2018年第4四半期中にベータ版の提供開始を予定
● Multi-Cloud Directorは、2018年第4四半期中の一般提供開始を予定

参照資料 (英語)
● Big Monitoring Fabricエンタープライズクラウド版(BMF-EC) 概要: http://bit.ly/2LuwO0y
● Big Cloud Fabricエンタープライズクラウド版(BCF-EC)概要: http://bit.ly/2O0w595
● Big Monitoring Fabricパブリッククラウド版(BMF-PC)概要: http://bit.ly/2L2pyNo
● Big Cloud Fabric-パブリッククラウド版(BCF-PC)概要: http://bit.ly/2uuNezE
● 技術デモンストレーション: http://bit.ly/2L0RKjA
● Multi-Cloud Director概要: http://bit.ly/2O0w595
● 技術デモンストレーション: http://bit.ly/2utdWse
以上

Big Switch Networksについて
Big Switch Networksは、クラウド・ファースト・ネットワーキング企業です。世界中の顧客企業に対して、一貫したハイブリッドクラウドとパブリッククラウド型のネットワーキングを提供しています。同社は、あらゆる規模の企業の業務効率を大幅に向上させ、ビジネスのアジリティを高め、ネットワークコストを削減できるように、オンプレミスのエンタープライズクラウド、パブリッククラウド、マルチクラウド環境向けに、データセンターのスイッチング、監視、可視性、セキュリティのソリューションを提供しています。 Big Switch Networksは、ソフトウェア定義ネットワーキング(SDN)を発明したスタンフォードのリサーチチームをルーツに持ち、2010年に設立されました。 Big Switchは、Dell EMC、HPE、Edgecoreと戦略的パートナーシップを結び、業界基準のオープンネットワークハードウェアで革新的なソフトウェアを提供します。創業以来、複数のオープンソースコミュニティのアクティブメンバーとして大きく貢献してきました。現在、様々な企業での活用を促進するため、Dell Technologies Capital、Index Ventures、Intel Capital、Khosla Ventures、MSD Capital、Morgenthaler Ventures、Redpoint、Silverlake Watermanの企業投資会社と協業しています。Big Switch Networksは、カリフォルニア州サンタクララに本社を置き、25カ国以上に拠点を置いています。

詳細については、Webサイト(bigswitchnetworks.jp)、Twitter(@bigswitch)、LinkedIn、YouTubeをご参照ください。